フランチャイズに加盟する経営者には、加盟金や保証金、研修費などの諸費用が課せられます。個別指導塾を開校するための物件がない場合は物件の賃貸料も必要になります。
またフランチャイズである以上、当然のことながら、毎月の売り上げの何パーセントかを上納するロイヤルティが必要になります。こうしたフランチャイズ経営をしている大手の個別指導塾の場合、完全な個人経営の塾とは違い、経験に基づく指導マニュアルや、研究されつくした指導教材があるのが魅力と言えるでしょう。また大手ということで名前が知られているため、良い講師を集めやすいというメリットもあると思います。
ただし、塾そのものの経営や指導方針の細部はそれぞれの経営者にまかされることも多いので、同じ大手の個別指導塾でも経営者によってその指導方針に多少の違いが出てくることも否定できません。
授業料の支払いは月謝制が一般的です。料金は一時間あたり、小学生の場合で2000円から3000円程度。大抵の個別指導塾では一回の授業時間を80分から90分と設定し、それに基づいて一回のレッスンあたりの授業料が定められているようです。
また個別指導と家庭教師の両方を行っているような塾の場合、個別指導の方が家庭教師より割安な料金設定になっている傾向があります。
基本的はどこの個別指導塾も料金体系にそう違いはありませんが、教科別に担当教師を変えても料金は一律にしたりなどの特色を打ち出している塾もあるようです。
進学塾は、補習塾などと違って、受験専門の塾のこと。
難関校受験コースや有名公立校受験コースなど、学力や志望校に応じたコースが設置されている進学塾も多くある。進学塾は、最新の受験情報等の収集や分析に熱心で、生徒はそこから必要な情報を引き出して利用することができる。この点は、進学塾の一番の強みだと言えるだろう。
毎年、受験シーズンが終わると、「有名○○高校に合格者××名!」などと銘打った、進学塾の広告が飛び交う。しかし、忘れてはいけないのは、進学塾に入ったからと言って、すぐさま志望校合格ラインに到達したり、学力がアップしたりするわけではないということ。
人それぞれ、最適な学習環境や勉強法は違うもの。目的に合ったスタイルの進学塾を選びたいものである。
塾の中でも、進学塾は、受験のための塾。
学ぶ内容も、学校の補習・復習的なものではなく、予習――しかも、受験を見据えたものとなっているのが特長。教材も、進学塾向けの高度な内容のものや、その塾のオリジナル教材を使っているところがほとんどである。
進学塾では、生徒は、入塾テスト等の結果や、志望校によってクラス編成されることが多く、同級生と競争しながら学力を高めていく。
また、進学塾の特長の一つとして、受験情報やノウハウが豊富なことが挙げられる。これは、家庭教師などにはない長所だろう。生徒はそこから、必要なデータを利用することができる。
毎年、受験シーズンの終わりには、進学塾のパンフレットやチラシに、「有名○○高校に何人合格!」等の文字が躍る。親としては、それを見ただけで、進学塾にさえ入れれば、子供が志望校に入れるなどと思いがち。
しかし、進学塾と言っても、大人数タイプからマンツーマンタイプまであり、また、私立に強い・理数系に強い等の特徴もある。一番大切なことは、その進学塾がその子に合っているかどうかを見極めて、目的にあった塾選びをすることではないだろうか。

